Time Machineのバックアップを
NAS上に保存する

http://crossbreed.jp/mt/mt-tb.cgi/2496 のほうが簡単か。

http://www.xiotios.com/itimemachine.html てのもある。

以下は

http://www.trashpot.org/mt/mt-tb.cgi/243 から


NASをバックアップ先に指定できるようにする

まず、標準状態ではTime Machineのバックアップ先としてNASを指定できないので、
この問題を解決する。この設定を変更する目的のスクリプトなどもあるが、
基本的にはターミナルを開いて以下を実行すればよい:

defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1

これで、「システム環境設定」のTime Machineの設定の中のバックアップ先を指定する
ダイアログにおいて、NASも指定できるようになる。この際、対象のボリュームがマウントされていないと、たぶんこのダイアログにそのボリュームが出てこないので、予めその
ボリュームをマウントする (ファインダーで開く) 操作をしておいた方がよいだろう。

バックアップの実態を保存するためのsparse bundle disk imageを作る

さて、バックアップ先を指定すると初回バックアップまでのカウントダウンが始まる。
そしてそれが終わると「バックアップの準備」が始まり、しばらく準備をした後に失敗する。これは、バックアップの実態を保存するための場所をNAS上に作るのに失敗するためだと思われる。が、なぜ失敗するのかは分からない。この問題を回避するためには、まず
ローカルでその「保存用の場所」を作り、それをNASにコピーするという方法をとる。
その手順は以下の通り:

1. ディスク・ユーティリティを開く (「アプリケーション」→「ユーティリティ」にある)
2. メニューの「ファイル」→「新規」→「空のディスクイメージ」を実行
  (command+option+nでも同じ)
3. 以下のように設定:
 * 「名前」に、[ホスト名]_[有線ネットワーク・インタフェースのMACアドレス]を指定
   (「ホスト名」はそのMacにつけられている名前、「有線ネットワーク・インタフェース
  のMACアドレス」は、実際のMACアドレスからコロン (:) を抜いて全て小文字にした
  ものを指定する。従って、たとえば host_00aa11bb22cc のようになる。)
* 「場所」に、デスクトップなどローカルの場所を指定する (ローカルであればどこでもよい)
* 「ボリューム名」に適当な名前を指定 (何でもよいが ``Time Machine'' などとしておけば
  分かりやすい)
* 「ボリュームサイズ」に、NASの空き領域を考慮して、バックアップしようとしている
  ディスクが十分保存できるサイズを指定
* 「ボリュームフォーマット」、「暗号化」は、それぞれ「Mac OS拡張
  (ジャーナリング)」、「なし」を指定 (デフォルト)
* 「パーティション」に「ハードディスク」を指定
* 「イメージフォーマット」に「スパースバンドルディスクイメージ」を指定
4. 「作成」をクリック
5. できたディスク・イメージをバックアップ先のボリュームに移動 (ディスク・イメージ
  作成直後には、そのイメージがマウントされている場合があるので、必ずアンマウント
  してから移動する)

補足 1: 上記でホスト名とMACアドレスからなる名前を間違ってつけるとバックアップが
    失敗する。Time Machineが何というファイル名を期待しているのかは、
   「バックアップの準備中」にバックアップ先のフォルダに作成される一時ファイル
   の名前を確認することで知ることができる。たとえば、上記の例のようにホスト名
   がhost、MACアドレスが00:AA:11:BB:22:CCの場合、
    ``._host_00aa11bb22cc.tmp.sparsebundle'' というファイルが作られる。
   (このファイルは、lsコマンドなら -aオプションがないと、またWindowsの
  エクスプローラーなら隠しファイルも標示する設定になっていないと標示されない。)
  すなわち、作るべきディスク・イメージの名前はこのファイル名の先頭の ``._''と最後
  の方の ``.tmp'' を取り除いたものになる。上記ディスク・ユーティリティの設定の際に
  誤った名前をつけても、後でファインダー上でリネームすることが可能。

補足 2: sparse bundle disk imageにおける「ボリュームサイズ」は、そのディスクの最大の
  サイズであって、作成時のディスク・イメージのサイズではない。この形式の場合、
  最低限必要なサイズでディスク・イメージを作成し、その後必要に応じてディスク・
  イメージのサイズを増加させていくようになっているようだ。したがって、ローカルの
  ハードディスクの空き容量以上のサイズを指定しても、 (よほど大きなサイズならば別
  だが) 問題はない。 (僕が128GBを指定した時にできたディスク・イメージのサイズは
  1GBに満たない程度だった。) ディスク・イメージ作成後にサイズを変更することも
  できるようだが、二度手間になるので作成時に適切な値を指定する方がよいだろう。
  また、 VoiceOverを使っている場合は、作成後にサイズを変更する画面の操作が分かり
  にくいという問題もある。

バックアップを実行

ここまでできれば準備完了である。メニューの「今すぐバックアップを作成」を実行すればよいはずだ。もしうまくいかない場合は、念のためにバックアップ先を指定し直してみるとよい場合もあるようだ。

はまったポイント

1. MACアドレス: 現在のネットワーク接続に使われているのが無線インタフェースであって
  も、指定するべきなのは有線インタフェースのMACアドレスである。無線の情報を見て
  いても、MACアドレスが表示されているタブのラベルは ``Ethernet'' なので分かりづら
  い。 (という言い訳)
2. ボリュームフォーマット: sparse disk imageと sparse bundle disk imageは似て非なるも
  のである。作成されるディスク・イメージの拡張子 (sparse bundle diskの方は実は実態
  はディレクトリのようなので「拡張子」というのは不正確だが) が違うので、うっかり間
  違っても容易に確認できる。 (はずなのだがそれを知らないと間違いに気づかない)
3. 作成されたディスク・イメージがマウントされた状態でバックアップを始めると失敗する
   (らしい)

ということで、ちゃんとやってるはずなのにうまくいかない......、という場合は、とりあえず上述の一時ファイルの名前と作成したディスク・イメージの名前を比べてみると良さそうだ。 (僕はそれでようやく上のポイントの1と2に気づいた。)